colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

虫取り

 次男は昆虫が好きで、家ではカブトムシを飼っており、世話担当だ。この前の週末に、次男にせがまれ虫取りをした。主にセミを狙って近所を徘徊。暑い中を、二人して汗を拭きながら約2時間。その成果がこれ。

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 ご覧の通り、まずまずの成果。クマゼミ21匹、アブラゼミ3匹の計24匹。ほぼ近所のセミを駆除したようなかんじ(虫かごを開けた時点で何匹かは逃避)。もちろん、子供は大喜び。このうち5匹(全てクマ)は彼が実際に採ったもの。ニンマリしてた。

 採ってみると、クマゼミは採りやすい。ほとんど逃げない。逃げないどころか、個体によっては、網をかぶせても飛ばないくらい。難易度は1ですね。アブラゼミは、そうはいかない。2m程度まで近づくと、逃げ出すものもいる。とはいえ、難易度は2くらい。私の経験上、採るのが難しいのは、ツクツクホウシとヒグラシだな。どちらも警戒心が大変強く、近づくのも難しい。虫取りの第一は、網が木に止まっている虫に対して、距離と角度をベストな位置になるまで接近することにある。なのでベストポジションは2箇所くらいしかない(ベストなのに、2つ)。それらの位置まで来ることができれば、難易度は相当下がるのだ。だからこそ、警戒心が強いと、グッと難易度が上昇する。

 私が子供の頃(京都の山奥)は、アブラゼミニイニイゼミが主力、その次にミンミンゼミ、ツクツクホウシ、夕方にはヒグラシ、というラインナップだった。しかし、阪神地区だと、クマゼミがほとんど。子供の頃、どんなにクマゼミが採りたかったか。それを思い出すとクマゼミが多い現在は嬉しいのだが。

 これらのセミの分布(の変化)の一部の説明に、環境(やその変化;温暖化、ヒートアイランドなど)もあるよう。この先、環境変化がさらに起こるだろう。そのとき、セミはどうなっているのか。次男が大人になって、その子に虫取りを教えるとき、どんなセミや昆虫が取れるのか、少し気になった週末だった。

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