colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

この子、すごいな。

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この記事の小学6年生はすごい!! なかなか見込みがある子です。

この子の夏休みの自由研究のタイトルは、『宿題を夏休み最終日まで残しておいた時の家族と自分の反応』だ。まさに、自分を実験材料として、自己の内面と家族の生々しい様子を綴っている。

夏休みに入ってから前半は、余裕があり遊びまわっている。この辺り、小学生らしくとても良い。

後半に入ると、これまでの余裕が少しずつ減少し、逆に恐怖が芽生えてくる。さらに、残り2〜3日になると、変な汗が止まらない、とある。

そして、最終日午後から、手つかずの宿題を泣きながらやり始めるのには少し笑ってしまった。最終的に、徹夜して始業式当日の朝にやり終える。

いや〜、これはすごい。描写になかなか才能があり、読者が楽しめる内容になっている。ペットの亀の描写も笑った。短編映画にできそうな出来栄えだ。

また、文中、弟も全く宿題をしていないことに言及している。この弟も最終日に泣きながら宿題をするという、なんとも言えない兄弟。

それに対して、「弟も宿題が終わっていなかったので、そっちを研究すればよかったです。」、との感想。

いや、これは兄弟がほとんど同じ行動をしているところが、入れ子状態になっているからこそ、楽しさが倍増しているので、自分と弟はなくてはならない要素なのです。だから、自分も宿題はしてはいけない。

結局、この兄弟は、夏休みの宿題を夏休み中に終えている。ということは、夏休み早々に宿題を終えた子たちと、宿題を全てするという結果はなんら変わらない。宿題実施期間の差に帰着。周りは心配するだろうけど。

この子、来年は、中学か。もし、中学でも自由研究があるのであれば、『夏休みの宿題をしなかった時の家族と自分の反応』として、続編をやってほしい(始業式の日に完結させれば、夏休み期間には宿題が未完扱いなので、研究内容に支障ないでしょう)。多分、めっちゃ怒られるけどな。