colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

一日一文

昔のCM(40年くらい前)に、「一日一善〜〜!!」と、おじいさんとその周りの子供が叫ぶものがあった。

これは、当時日本船舶振興会(今は日本財団)のCMで、会長の笹川良一さんが出演したもの。今、40〜50代の方は誰でも覚えているのではないだろうか。

当時小学校低学年だった私は、この漢字がわからず、「一日一膳」と思い込み、ずいぶん少食な人たちだと思っていた。これを親に言ったらだいぶ笑われたのを覚えている。

それはともかく、「一日一善」をもじって、私自身は「一日一文」を仕事のモットーとしている。何かと言うと、論文作成を、どんなに忙しくても、最低「一日一文」やるということである。ローマは一日してならず、たとえ1文でも、1ヶ月もやれば、30の文章ができることになる。1文を20語平均(英文校正のエダンズから引用)とすると、600語だ。イントロやディスカッションの半分くらいはできてしまう。それに、論文の結果やそれについての書きたい内容を忘れない。忙しくて中断すると、どうしてもリセットすることになる(それがいい時もあるが)。

苦しいポスドク時代に、笹川研究助成金をいただいたこともあり、昔も今もお世話になっているのだった。