colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

昔見た怖い映画

 コロナの影響で、新しい実験計画が立たない。しかし、ちょうどこの機会を、過去の実験データの解析に当てている。が、毎日これでは悶々としてしまう。

 そんな時に、ふと思い出したことがある。子供の頃に見た、やたら怖いホラー映画だ。

 航空機事故の後、生き残ったある男性の額が割れ、そこに緑色のスライムが入り込んで凶暴化してどんどん人を襲う、というもの。

 この映画だ。記憶と一致する。

 タイトルは「吸血鬼ゴケミドロ」。1968年に松竹が作製。Youtubeに予告編があるが、1968年だと当たり前だがCGなんてない。ほぼ特撮なのだが、かえってそれが怖さを増している気がする。この予告編にも、額のスライムのシーンがしっかりある。今見ても怖い。

 ここ3年くらい記憶について解析している。子供の頃、確か小学校低学年くらいの記憶が、未だに残っている(もちろんもっと前の小学校入学直前くらいまでは割と覚えている印象)。考えてみれば不思議だ。どのように当時の事が脳に残されているのか。特に、今回紹介したような、恐怖、喜び、悲しみといった強い感情を伴う事は記憶として残りやすい。たった一回の経験なのだが。私の研究室では、これまでとかなり違った視点から記憶のメカニズム明らかにしようと試みている。ぜひ世に出したいと思ったのだった。