colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

未来少年コナン、やっぱり面白い

  5月3日からNHKで「未来少年コナン」を再放送している。コナンといえば、今は、「名探偵コナン」の方が有名だが、私にとってのコナンは、やはり「未来少年コナン」だ。

 放送されたのが1978年なので、私は小学生になっていない。でもとても面白かった思い出がある。オープニングから、2008年に人類が起こした戦争のシーン、それに続くセピア色の止まった廃ビル群が、鮮明なカラーになって歌とともに動き出すところなど、視聴者の心を鷲掴みにする。アイキャッチも当時のまま。さらに、コナンやラナはもとより、脇役たちも個性派ぞろい。ジムシー、ダイス、モンスリーレプカなどなど。

 宮崎駿さんの演出なので、もうやりたい放題。この頃、ルパン三世のセカンドシリーズ、「死の翼アルバトロス」、「さらば愛しきルパンよ」、さらに「カリオストロの城」でもとにかく人の動きやセリフ、掛け合いなど、普通はやらない(やれない)のだが、ごく普通に、かつかっこよく見せてしまうのだ。アニメだからといってしまえばそれまでだけど、それが宮崎アニメの魅力でしょう。

 まあ、ジムシーの喫煙や飲酒シーンが当時の教育業界からも批判されていたが、これも愛嬌。

 うちの子たちも、毎週「未来少年コナン」をとても楽しみにしている。もう40年以上前の作品だが、色褪せない。良いものは、何年経とうが良い。今見ても心に響く。人の本質が描かれているからかもしれない。