colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

大学受験の日程

日経新聞から。

www.nikkei.com

 大学入試は、今年度も例年通りのスケジュールで行うという。

 大学の事務一般を考えると、後ろにずらすのはほとんど無理だろう。文科省としてもどうしようのないのではないかと思う。

 ただ、現役の高3生の立場に立つと、そりゃあないよ、となる。特に、予備校や学習塾にも行かず、学校の授業を中心にして、問題集を解いている学生達は大きな影響を受けると思う。

 昨今、予備校や塾に行っていない受験生は少数派だ。コロナで学校が休校になろうが、全体としてみれば大勢に影響なしだろう。おそらく、記事にある大学関係者と文科省の協議でも同様な意見が出たのだろうかと想像する。

 これは私見だが、塾や予備校は、問題の解き方をメインに教える。ほとんどの場合、問題に関係する法則や原理の成り立ちについては立ち入らない。教える場合もあるが、基本的に受験生が求めているのは、そこではないからだ。法則や原理の成り立ちを勉強しても点数は上がらない。

 ところが、独学で勉強する場合、法則や原理の成り立ちについて興味を持って勉強する学生が少なからずいる。これらの学生達は、大学での学びにも余裕でついてくる。というか、そもそも、大学での学びは、新しい法則や原理を見つけようとする活動に他ならないからだ。直結している。こういう学生が研究室に来ると、放って置いても非常に伸びる。質問に来た時に答えるだけ。

 このコロナ禍の中で、災い転じて福となすように、勉強法を考えてもいいかもしれない。