colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

コロナ

 6月からのコロナ第2波がかなり大きくなっている。

 都知事選のための緊急事態宣言の解消から、徐々に東京から広がっていることはほぼ明らかだろう。

 第1波の時と比較すると、重症患者の割合が低いことと、死亡率が低いことなどを理由に、政府はじめ各都道府県は緊急事態宣言やそれに準じた取り組みはしていない。というか、ほぼ野放し状態。これでは、感染が広がるのも無理はない。

 第1波の頃から、何もしないスウェーデン方式をとるべきだという人もいれば、ロックダウンをするべきだという人までいたのだが、第2波では、ほぼスウェーデン式にしたということになるのだろうか。

 今回の新型コロナは、若年層の症状は軽いが、基礎疾患がある人や老年層では重症化しやすい特徴がある。ほおっておいてもよいという人たちの理由は、ほぼ風邪やインフルエンザと同じということである。しかし、新型だけに、見つかっていない症状もあるだろう。その一つは、全身の血管の炎症だ。川崎病にも似たもので、コロナが治ったとしても、血管の肥厚などで将来脳梗塞心筋梗塞などになる人が増えるかもしれない。これらの関連性を今出すことは難しいが、注意しておく必要がある。

 また、この数千年内で生じたペストのように、感染を繰り返すうちに、腺ペスト、肺ペストなど、たった一つの遺伝子の変化で猛毒化するかもしれない。

 やはり、感染は早期に収めるべきなのだ。大事が生じてからでは、遅きに失する。

 先週頃から重症患者数が徐々に上昇してきている。当たり前だが、第1波の時と同じと考えるなら、発症から1−2週間してから重症化するので、新規感染者の増加からタイムラグを挟んで重傷者、死亡者が増加する。このままで大丈夫だろうか。

 政府や地方自治体の本音は、おそらく第2波でも緊急事態宣言は出したいが、財政的(国の予算)、経済的(市中の生活)、教育的(小中高大の教育)な観点から、出せない、というのが本音だろう。現在の社会構造ではどうしようもないのかもしれないが、もう少しやりようがあるだろうに。

 また、毎日報道されている新規感染者数も本当のところどうなのか、非常に怪しい。情報は全て開示すべき。

 Go toキャンペーンにより、コロナ感染者数は、2週間後くらい、8月中旬だろうか、から指数級数的に増加するだろう。日本の医療崩壊は約1−2ヶ月後だろうか。今やるべきは、これじゃないだろう。ましてや、アベノマスクなど、延期でなく即刻中止でしょう。