大阪都構想
大阪都構想の「大阪市を廃止し四つの特別区を設置する」是非を問う選挙が、11月1日にある。
どうなるのだろうか。
都構想についての論評については、以下が参考になるだろう。
このまま進めて、いいことないですな。
大阪が地盤沈下すると、関西はダメになる。維新は、大阪バイオサイエンス研究所を廃止したことがある。
高レベルな研究所も、金がかかるという理由で廃止。教育や研究活動は、お金では測れれない価値をもつ。だから、企業が大学を経営しようとしたことがあるが、軒並み失敗に終わっている。
ましてや、大学は、就職に役立つ知識や働くためだけの技術を習得するところではない。もっと根底にある体系づけられた学問を習得する場所だ。結局、それらの学問をちゃんと体得できた学生は、長い人生をより豊かに楽しく過ごせて、困った時でも乗切れることができる可能性が高い。本質を見誤ることがないようにすべきですな。
もし、大阪都構想が進めば、合併が決まっている大阪市立大学と大阪府立大学もやばいかもね。というか、合併自体が危ない道へ進んでいる証拠なのだが。