colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

いいこと言う

www.youtube.com

養老先生のyoutubeから。

学生は、自分の好きなことや興味があることが仕事になるようにと考えていることが多い。実際に毎年学生と雑談している時も、上のような話が出てきて、好きなことが仕事になればいいと考えているようである。しかし、好きなことを仕事にすることがいかに辛いことなのか、この動画はうまく説明してくれている。

詳しくは動画を見て感じて欲しいが、結局のところ、自分が今いる場所、あるいはたまたま行き着いた先で頑張るしかないのではないだろうか。そこで何を得て、さらにその先へ向かう、この繰り返しのように思える。

好きなことや興味があることがわかっている学生たちは、上のような感じで悩みそして解決していくことになるだろう。

もう一つのグループは、自分の好きなことや興味のあることがわからないと言う学生たちである。今非常に多く見かける。何かになりたい、何かをやってみたい、と言う究極の自分の欲がなかなか見出せないでいる。もちろん、それらの学生は、バイトしてお金を貯めて、洋服を買いたい、美味しいものを食べたい、旅行に行きたい、と言う欲は持っている。このグループの就活するときの企業の選び方は、給与がいい、土日が休み、9時5時勤務、残業なし、となる。自分の芯がフラフラしている印象を受ける。しかし、これでいいと考えている。こちらのグループも、やはり、自分がいる場所や行き着いた先で頑張るしかないのである。その会社や役職で給料をもらうためには、そこでルールや手順を覚えて働くしかない。それは、その職の好き嫌いに関係ない。最初の職が合わずに、転職をするかもしれないし、転職を何度か繰り返すかもしれない。でも、その場その場でやっていくしかないのである。