colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

クロアチア戦

あー、負けてしまった。

延長の後半最後は、気力で守るしかなかった。途中出場の南野や浅野までが疲労困憊の表情で肩で息をしていた。それだけ、肉体的にも心理的にもくるのだろう。

そして、最後のPK戦。南野の助走が短すぎるのではないか、と思ったが、やはり相手キーパーに止められてしまった。悪い流れのまま、三苫、吉田と止められる。

PKも実力を反映しているように思える。要は、蹴る選手に心の余裕がないためだ。よくPK戦は心理戦と呼ばれるが、全くその通りだった。完全に飲まれていた。それに対して、クロアチアは、前回のPKでの勝ち上がりの経験が大きいのかもしれないが、国の経験として場慣れしている様子だった。普段の力を出せていたように思う。

どの国にも初めてがある。グループリーグの1勝、決勝トーナメントの1勝、PK戦での1勝。それに至るまでに何回かチャレンジが必要なのだろう。その失敗の歴史がその国の財産となり、いつか後を引き継ぐ若者たちが超えていく。

そういう意味で、今の日本はまだまだなのだと思う。しかし、こうやってチャレンジを重ねて、日本は確実に経験値を高めてる。

現状の実力では、足りない部分が明らかになった。今回の試合では、やはりワールドカップ前からよく言われていたように、CFの能力が足りないことがよくわかった。クロアチアのDFに対して、浅野は全く歯が立たなかった。もし大迫であれば、もう少しポストになれたのであろうが、ここで時間が取れないと、2列目以降はしんどくなる。

逆に、MFとDFに関しては、ある程度やれることがわかった。権田もモドリッチの後半のミドルシュートをセービングした。欲を言えば、もう1ランク上のキーパーが出てきて欲しい。