colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

2018-01-01から1年間の記事一覧

電車内でのスマホ

この10年ほどでスマートホンが普及した。それに伴って、電車内でずっと下を向いてスマホをいじっている人たちを大勢みる。隣に座った人などが見ているスマホ画面を見ると、約半数の人たちはゲームをやっている。残りは、マンガ、小説、ニュースサイト、通…

科学 ≠ 科学技術

科学研究の領域で、出口が求められて久しい。 出口とは、応用のことで、ある発見•知見を「人が使える技術」にまで昇華させることだ。特に、生命科学の分野では、科研費などの競争的資金の申請書にも出口が必要とされるようになってきた。 私は「科学」と「技…

卒論提出間近

我々の学科でも、卒論の締め切りが間近である。残すところ、あと1ヶ月強。 学生たちは、実験と論文を書くことを並行してやっている。こんなに焦るんなら、4月からやっとけよ、と言いたくなる。こちらは、卒論がしんどくないようにと、ラボセミナーや普段か…

ロボット技術

ちょっと前から注目していたが、Boston Dynamicsの人型ロボット Atlas は、かなりすごい。2000年代にホンダがアシモを発表し、当時かなりの反響だったが、Atlasは完全にアシモを超えている。 スピード感が段違い。アシモは基本歩く、走っても時速9km。かわい…

本庶先生ノーベル賞受賞

本庶先生がついにノーベル賞を受賞した。おめでとうございます。 地震や台風など、このところいいところのなかった日本での明るいニュース。 受賞理由としては、PD-1の発見とそれががん免疫療法の普及に繋がったこと、とある。確かにそれもすごいことだが、…

ジャーナル選択のツール

近年、オープンアクセスジャーナル(OAJ)の数が増加の一途で、OAJ含めてどのジャーナルに投稿するのが最も適切なのか迷ってしまうことがある。 もちろん、きちんとしたデータからしっかりとした結論が得られており、本質的に重要な内容であれば、だいたいど…

森保Japan

9月11日に日本vsコスタリカ戦が行われた。 森保監督のデビュー戦で、結果は、日本が3-0でコスタリカを下すという上々のものだった。 思い切って若手が抜擢され、堂安、南野などがそれぞれ特徴を出しつつ試合も勝利したので良かった。ワールドカップのいい感…

就活とその時期の変化

先週、経団連が「就活ルール」を見直して、2021年卒以降、つまり現在の大学2年生から就活ルールが廃止される可能性も考えているということが報道された。 それを受けて、本日の日経新聞に、下記の記事がが掲載されていた。 www.nikkei.com 概要としては、以…

すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる

タイトルにある「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」は、慶應義塾大学第7代塾長であった小泉信三の言葉である。 私は授業で、この言葉をそのまま借りて言うこともある。私が担当する授業は、人体メインの生物基礎である。学部の1、2回生にとって…

答えを教えてくれ。どんな問題が出るのか教えてくれ。

うちの大学は、現在試験真っ最中である。 図書館や学生部屋などで試験勉強をしている学生が大勢いる。試験期間以外ではほとんど呼び止められないが、このようなところに教員が通りかかると、すぐに声がかかりよく質問される。ほぼ8割くらいの質問が、今回の…

時間は有限であることを自覚する

小学生や中学生の頃、時間は無限であった。毎日、授業を受け、放課後はクラブ活動、運動場で遊ぶ、友人宅に行って遊ぶ、川で遊ぶ、宿題をする、好きなテレビを見る、漫画を読む、など本当にその時々に勝手気ままに過ごしてきた。これは時間は無限だと感じて…

大学院受験についての諸々

毎年、この時期になると、各大学で大学院受験が始まる。およそ、8月下旬頃までが最盛期かと思う。 私の研究室の4年生も、大学院希望者が何人かいる。そのうちの一人はすでにそのまま修士に上がることが決定しているが、他の学生はこれから学外受験だ。一人…

初ゴール!

先日、長男がサッカーの試合で得点した。 家族は仕事で試合の応援に行けなかったが、コーチ曰く、「ゴール後は意外と淡々としていたが、試合後一人でボールを蹴りシュート練習していたあたり、内心は嬉しかったのでしょう。」、とのこと。 確かに、これが初…

激闘の後

日本代表の2018ロシアW杯の冒険も終わった。 ベスト16での対ベルギー。前半と後半それぞれの立ち上がり15〜20分くらいまで、押し込めた。さらに後半はその時間帯で2得点。 まず1点目は、柴崎からのスルーパスを原口が少し持ち直してゴール。キーパーのタイ…

心配

祝、グループリーブ突破! 開幕前には考えられないことだった。ほとんどの人が予選リーグ3連敗もあると見ていたので、素晴らしい結果だと思う。 この快挙にもかかわらず、ポーランド戦の終盤の戦い方について結構な批判が出ている。 もしセネガルが追いつい…

魂のサッカー

第2戦、セネガル戦。引かず攻めての2対2。よかった。 第1戦のコロンビア戦もそうだったが、相手ボールになった時の全員守備は、根性入れているなと感じる。それが見ているものにも伝播し、そうやって感動を起こしていく。 見るもの全てを感動させる内容…

分析は絶対に必要だろう

約2ヶ月前に、日本サッカー協会は、ハリルホジッチ前監督を更迭し、西野監督へと交代させたという事実がある。 現在、日本代表はロシアにて、第1戦のコロンビアに勝利し、第2戦を向かえようとしている。このままの勢いで、予選リーグを勝ち抜け、トーナメ…

黒魔術

昨日、面白い記事を読んだ。 www.excite.co.jp ロシアW杯第2戦の相手、セネガルに関するものだ。 どうも、セネガルが次戦の日本選手に対して黒魔術を使って、試合に勝とうとするかもしれないらしい。 これを見て、昔読んだ、中島らも氏の「ガダラの豚」を思…

杞憂に終われば良いのだが

アトランタ五輪時、西野監督率いる日本は、初戦ブラジルに勝ち(1:0)、2戦目ナイジェリアに負け(0:2)、最終戦ハンガリーに勝ち(3:2)、という結果だった。 なんとなく、対戦相手を考えると、今回のW杯と似ていると感じるのは考えすぎか。 でも、一方で、…

コロンビア戦雑感

昨日のコロンビア戦、勝てて本当に良かった。感動した。昨日の日本は、チームになってた。一体感を感じた。解説の岡田さんも、試合後、感動で泣きそうな声で感想を言っていたのも印象的だった。 開始早々のコロンビアMFの退場がほぼ全てかな。もちろん、その…

ベンゲル来ないかな

ついにW杯が始まった。 日本の初戦は19日の午後9時(現地時間午後3時)キックオフ。場所は、サランスク。この地域の6〜7月の気候は、ネット情報で見ると、日中24度くらい。日本の5月くらいの気候か。日なたでは少し暑く感じるかもしれないが、選手たちにとっ…

盟友

昨日の練習試合、日本ーパラグアイ戦、よかった。 やはり、まずは得点、そして勝利。これらはチームを善循環させる。多分、メンタルな部分が大きい。 攻撃陣の組み合わせもよかったのかもしれない。特に、香川と乾。セレッソ時代の盟友だ。約10年前、J2とは…

レジェンドたち

W杯も近づいてきたのか、先日、NHK BS1 で「岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ」という番組が放送された。最初の3、40分程度しか見れなかったが、大変面白かった。 岡田さん他に、ラモス、木村和司、水沼貴史、松井大輔、山本浩という豪…

もうすぐワールドカップ

あと3週間でロシアW杯がはじまる。 我らが日本代表は1ヶ月ほど前にハリルホジッチを解任し、西野さんが監督に就いた。 正直なところ、私はハリルホジッチの勝負師的なところに好感をいただいていた。 もともとブラジルW杯で1分2敗に終わり、これを反省し、…

「適当」の本当の意味

私は大学で生物実験系の研究室を主宰しており、卒業研究の指導も行う。学部学生は、実験を始めたばかりなので、ピペットの持ち方やガラス器具の洗い方など、ごく基本的なことから教える必要がある。 器具の使い方が身につけば、いよいよ実験テーマに取り掛か…

colnyagoとは

このブログの名称に使っている colnyago は、私の作った造語だ。意味はない。 私は通勤にロードバイクを使っている。自宅から大学までほとんど平坦な道で片道約10km、往復20 km程度なので、汗はかくけども、あまり疲れない。 以前住んでいたところでは、山越…

私にとって、マラドーナは The One

前回、小学校低学年児は団子サッカーをすると書いた。よくよく思い出してみると、私が小学校の時、体育の授業や放課後でサッカーをしていた時も、団子サッカーであった。しかも、高学年の時にあったサッカー大会でも、そうだったような気が•••。 目の前に繰…

少年サッカー

小学校低学年の長男が、通っている小学校のサッカークラブに入部した。 本人はもともとサッカーには興味がなかったのだが、同学年の友人から勧誘され始めた。それも、体験入部1回目であっさりと入部を決めてしまった。それが2月。 その後、息子は毎週土曜…

同感

タイトルは、本日の日経新聞に掲載されていた岩政大樹さんの対談シリーズ「スパイクを脱ぐ前に」の最終回を読んだ素直な感想だ。 私は大学教員をしており、日々学生教育に頭を悩ませている。どうやったら学生が学問に興味を持ってくれるか、自学自習に時間を…