面白いブログを見つけた。
きちんと、厚労省のデータをもとにして、大卒と修士卒での月収と生涯賃金の差について論じておられる。
これによると、初任給は、
大卒:212,800円
修士卒:239,000円
となり、修士卒の方が 26200円 多くもらえている。
また、生涯賃金は、
大卒:287,000,000円
修士卒:334,000,000円
で、修士卒の方が、47,000,000円 多い。
この情報からだと、大学院(少なくとも修士)に進んだ方が、良いこと尽くめな気がする。しかし、修士は2年間なので、その分大学院に進むと2年分の給与がないことになる。また、学費が必要となる。
これらの文を計算すると、38歳から、修士卒が総賃金で逆転し、その後、差が開いて、上述のようになるそうだ。
この38歳という年齢は絶妙で、20代後半くらいで結婚し、子供が産まれていると仮定すると、ちょうど第1子が、小学生になり、塾などの習い事をする時期と一致する。
人生設計を考えると、理系の場合は特に、修士まで進み就職した方が、金銭面では有利なことがわかった。
ただし、これらの元データは、かなり有力企業で男性のものになるので、少し注意が必要だろう。
もちろん、自分で企業し、一発当てれば、もっと稼ぐことができるし、それこそ中卒でも可能。その場合、高校大学の学費もかかっていないことになる。なかなか、そんな人いないけれども。