colnyago’s diary

勝手気ままに書き散らかしたものです

英語の成績を飛躍的に上げる方法

中1になった息子の英語の成績があまりよくない。

まあ、小学生から中学生になって、大きく変わるのが、定期テストの有無だろう。小学生時代であれば、単元ごとのテストや毎回の小テストくらいしかない。それが中学生になると、中間テスト、期末テストという成績に直結する大きなテストに代わる。もちろん、毎回の小テストや授業態度なども評価されるが、やはりテスト結果が大きなウエイトを占める。

それなのに、彼はあまりテスト勉強のせずに毎日帰宅しては漫画を読み耽る、という怠惰な生活を送っていた。テスト結果を見たところ、必然の結果だったというわけである。

流石に、これに懲りたのか、2学期は見返すと言っている。さらに、塾に入りたい、と言い出した。

とりあえず、数学と英語という高校と大学受験で差がつきやすい2教科に絞って塾に行き始めた。数学は平均的並なので、勉強の習慣化を狙って自宅近くの個別塾に行くことに。いろいろ質問しても、数学は問題なさそうなので、しばらくはこれで行く予定。

一方、英語の方は、単語、熟語もあまり覚えていないし、文法の理解もいまいちなので、しっかり基礎からやれるように、少人数制の塾に決めた。この塾は、HPも見たし、体験授業も1回参加、さらに代表の方と面談もしたが、結構しっかりされており、それもあって息子をお願いすることに。

私も中学の時に英語の塾にかよっていた。地元の友人のお母さんが経営されていた個人塾だった。5〜6人の授業で、講師はそのお母さんがされていた。これが結構いい塾だった。そのお母さんは、主婦ではあったがアメリカに留学もされており、中学の授業よりもレベルは高かった。試験対策もきちんとされており、おかげさまで中学3年間、英語の試験勉強はほとんどせず、他の教科にその時間分を割くことができたし、成績もいつも上位10位に入れていた。

中3になり、いよいよ高校入試となった時、夏休み期間中に基礎レベルを上げる特訓を受けた。その特訓は、朝日新聞天声人語の英語版(日本語、英語の対訳が掲載。確か季刊で、90日分くらい載っていたと記憶している)の英訳と和訳を最低3周する、というものだった。最初の頃は、特に英訳にものすごく時間がかかり、単語も難易度の高いものが多く苦労したが、1週目が終わるころには、明かに自分の力が上がっていることが自覚できた。やったのはこれだけなのだが、これが本当に、何よりの基礎を上げる訓練になった。長文読解力が上がったので、この頃から、模試もほとんどミスらなくなった。また、副産物として、英語だけではなく、国語の成績も上昇した。

その冬の共通一次を同じ時間で解いてみる、ということも塾でやったのだが、200点満点で160点ほど取れていた。中3の段階でここまで仕上げることができていた。おかげで、高校3年間は英語の勉強はほとんどしていない。やっていたは、上の天声人語の英訳と和訳のみ。実際の大学受験においても、英語は得意科目で点を稼ぐことができていた。だいたい、センター試験も9割を超えていたし、2次試験も余裕であった。このやり方はおすすめです。騙されたと思って、この夏休みに試してみるといいと思う。

息子にも薦めようと思うが、そのまま言ってもいうことは聞かないので、まずは様子見ですね。